第24回首都圏滅菌管理研究会を鈴木章夫記念講堂で開催します。

首都圏滅菌管理研究会とは

概要

本研究会は、主に首都圏地区の病院・診療所などに勤務する職員ならびに手術・中材業務に関心のある方々を対象として、滅菌・洗浄業務に必要な知識の習得と質的向上に関する教育・研修を行い院内感染防止に役立てることを目的に設立されました。
まだ生まれたての研究会ですが、幹事・世話人を中心に、
1)レベルの高い内容を、わかりやすい形で参加者のみなさんに提供すること
2)現場で困っている問題点・疑問点におこたえできるようにすること
を目標に運営しています。開催した研究会には、毎回多くの方々に参加いただいています。
開催済みの首都圏滅菌管理研究会プログラムはこちら

1.研究会のプログラムを知りたい
毎回、滅菌や洗浄などメインテーマを決めて、そのメインテーマに沿った教育講演・シンポジウム・ディスカッションをおこなっています。ディスカッションでは、講演・シンポジウムを担当された先生方に登壇いただき、講演に関する質問・日常業務での疑問点など会場から拾い上げた事項にお答えいただいています。一方的に知識と情報を提供するだけではなく、会場の参加者のみなさんと作り上げていくディスカッションであり、双方向性の議論を展開できるよう、 会長ががんばって司会を担当しています。
さらに、平成24年12月9日に開催された第3回研究会から、感染症基礎講座を開講しました。第1回は、「SSIって何?」のタイトルで、外科手術部位感染のメカニズムについて解説を加えました。日常業務のノウハウにとどまらず、参加者のみなさんの感染症に関する知識と理解を深め、「なぜ、中材業務においてその手順が必要か?」考えることのできる医療従事者をめざす助けになればとシリーズ展開の予定です。
2.研究会に参加するにはどうすればいいの?
研究会開催の1~2か月前にホームページおよび日本医療機器学会ホームページでお知らせするほか、「研究会ニュース」をご購読いただいている方へ開催のお知らせをメール配信しています。参加のお申し込みは首都圏滅菌管理研究会の参加申し込みページからお申し込みいただくか、または、参加申込書に必要事項を記入後、事務局へファックスをお送りいただき事前登録してください。会場の収容能力に制限があるので、申し込み者多数の場合、参加できないことがあります。登録順に受け付けていますので、早めの登録をお願いします。なお、登録済みの方で当日不参加となる場合もあるので、当日受付も若干人数行っています。
3.会員にならなければならないの?
研究会に参加される方々が会員です。参加に特別な資格も必要ありませんし、今のところ年会費もありません。
4.研究会の運営に関わりたいのだけれど
研究会の都度おこなっているアンケートで、運営協力にご興味のある方を募っています。また、随時、事務局にご連絡いただくことも可能です。実際に、何名もの方が、研究会設立後に幹事・世話人として新しく加わっていただいています。
5.研究会で発表したい
第3回までは、幹事・世話人の推薦、自身の施設からの発表を中心にシンポジウムの演者を決めてきました。今後は、広くシンポジウムの演者を募っていく予定です。そのためのシステムを構築中です。また、研究会に参加された施設の方々に、幹事・世話人から発表のお願いをすることも多くなると思います。参加者みんなで作っていく研究会を目指しています。依頼があった場合は、ぜひお引き受けいただきたいとメンバー一同願っています。
6.研究会誌へ論文を投稿したい
研究会では論文の投稿をお待ちしています。日頃の研究成果を論文にまとめて発表したいという方はぜひ投稿してください。研究会では査読委員の査読を経て、編集委員会にて掲載を決定しております。なお、掲載された論文は医中誌データベースにも登録されます。投稿について詳細はこちらをご覧下さい。
7.今後の開催日程は?
1年に夏と冬の2回を開催しています。場所はできたてで豪華な伊藤国際学術研究センター伊藤謝恩ホール(東大構内・東大赤門となり)と東京医科歯科大学鈴木章夫記念講堂です。ハイレベルな国際学会が開催される一流の会場で、滅菌・洗浄・中材業務について勉強し語り合いましょう。
8.研究会に参加することでどんなメリットがあるの?
滅菌・洗浄を中心とした中材業務に関する最新の情報、ガイドライン解説をはじめとして、日常業務のポイント・コツまで手に入れることができます。参加証を毎回発行しており、滅菌技師(士)認定単位継続取得講習に申請しています。
さらに、20~30社におよぶ中材業務関連企業のみなさんに展示参加いただいています。ふだん目にすることのできない新しい機器・材料などに触れ、説明を受けるチャンスでもあり、好評を博しています。